実例付!!2000円でここまで出来る!!低予算で安くバーベキューをする方法を教えます!!~激安で美味しいバーベキューをするには?~
バーベキューを行うとなんだかんだでお金が結構掛かります。
特に手ぶらでバーベキューやコース設定されている様な所だと
最低でも3000円、高いと5000円、6000円したりすることもあります。
もちろん高いには高いなりの設備が良かったり、食材が良かったり準備不要などの
メリットがあるわけですが。
そこまでお金をだしてやりたくない人も居るでしょう。
特に高校生や大学生などの若年層は、そう思う人も多いのかなと思います。
そこで今回は徹底的に低予算で安くBBQをする方法を考えてみたいと思います。
(しかも美味しく!!)
考えてみたメニュー
- アヒージョ
- 野菜の丸焼き(パプリカ・しいたけ・エリンギ・なす・ネギ)
- スペアリブ
- タンドリーキチン
- 高級ステーキ(グラム1200円相当)
- ビール・ソフトドリンク
これを参加人数10人で資機材費込で1人2000円以下になるようにしてみました。
各項目毎のポイントと最後に実際の見積を出してみたので参考にしてみて下さい。
場所選び編
ますは場所選びから考えましょう!!
ここを舐めて考えると痛い目にあいます。
入場料無料の場所を選ぶ!!
これかなりの重要ポイントになります。
公園などの施設で入場料を取る所がありますが、
安いと300円くらいで済みますが、この300円を良く考えると
”1人グラム300円の肉を食べる機会を失っている”事になります。
グラム300円の肉を精肉店などの専門店で買うとかなり美味しい肉が買えます。
入場料1000円もしたらもう目が当てられません・・・
予算を2000円に設定していたら半分は入場料に消えます・・・
という事で絶対に入場料無料の場所を探しましょう。
調べると結構沢山色んな所にあります。
なるべく徒歩・自転車圏内で行ける場所を探そう!!
これは交通費の節約ですね。
交通費はみなバラバラで個人で払うので予算とは別にしている事が
多そうですがこれも結構掛かります。
今回は限りなく低コストという事でここもセコク気にしましょう。
学生の集まりとかだと生活圏が近かったりするので結構可能な事かもしれません。
あと近いと、いいと思っているのはゴミ問題です。
BBQ場はほとんどの場合、ゴミは持ち帰りになります。
それなのに大量のゴミを電車で持って帰るとなると、結構大変です。
なので近場でみんなでゴミを手分けして持って帰れるとベストです。
資機材・食器・消耗品編
道具の調達も考え方によって大分差が出ます。
各々考えてみましょう。
BBQコンロ
道具の中でこれが一番の悩みどころかもしれません。
何パターンか考えてみます。
思い切って買ってみる。
メンバーが固定で年に1~2回でも行うのならこの方法が一番いいです。
安いコンロなら3000円くらいで買えますので最初にコストが掛かりますが
一度買えばその後のコストは掛からないのでやればやるほどお得になります。
問題は誰が管理するかと片付け問題ですね。
それをやってくれる人がいれば最高なのですが・・・
メンバーが固定でない場合でも、幹事が固定なら買うのはありです。
幹事の人の負担になりますが、色んなメンバーとやるくらいの人なら
普通にコンロ持ってそうなのが個人的なイメージです。
もし費用的・片付けの手間を面倒・いやだと思うのなら
管理費で100円くらい徴収するのもありかなと思います。
持っている人のを借りる!!
これは本当にコストは掛かりませんね。
誰か持っていればそれもありですが、
個人的にはあまりしたくはありません。
汚したり壊したりした後に揉めたりする可能性があるので
特に来る人の家族の物の場合は細心の注意を払いましょう。
来る人、本人の物で本人が快諾しているなら借りましょう!!
お礼と少し予算を割り引くなどするといいかもしれません。
施設でレンタルする!!
施設によってはコンロのレンタルをしている場所もあります。
500円くらいで借りれたりする所もあるので
探してみるのも手です。
ただそういう場所は入場料が掛かる場合も多いので注意です。
片付け保管の手間は掛からないのでお勧めではあります。
ダイソーの使い捨てコンロを使う!!
100均ショップのダイソーで300円で使い捨てのコンロが売っています。
色んなサイトでレビューをみると案外使える様です。
燃焼時間が、1時間程なのと、コンロが小さめなので複数個買わないと
いけないかもしれませんが使ってみるのもありです。
ダイソー以外にも色々あるようなので、調べてみて下さい。
椅子・テーブル
これも結構用意するのが大変な物かな。
車があったり、近場ならいいですが、電車などでは運びたくないですね。
ブルーシートを用意する!!
これが一番早いかもしれないです。
100均で手軽に手に入りますし、荷物置きのスペース作りにもなります。
テーブルが無いと結構調理とかが大変ですがなんとかはなります。
人数が多い場合は特にブルーシートも考えてみましょう。
ブルーシートのデメリットは地面の状態に左右されてしまう所です・・・
凹凸や濡れていたりすると座り心地が悪くなります。
段ボールを下に敷くと結構改善されるので用意するのもありです。
公園のベンチ・テーブルを利用する!!
公園によってはBBQ場内にテーブルやベンチがある場合があるので
それを利用するとコスト無しで利用出来るのでおすすめです。
クーラーボックスをテーブル・イス替わりにする!!
クーラーボックスがある前提ですが、あればこれを利用して
テーブル・イスの代わりになります。
全員分にはならないと思うので調理台の代わりなど簡易的に使いましょう。
食器編!!
食器も人数分集めると結構な量になったりします。
各自持参する!!
意外とやらないけどかなり有効なのが食器の持参です。
皿・箸・コップくらいなので持ってくるのもそんなに大変では無いかなと思います。
ゴミが減るのと、自分の食器なので誰のか分からなくなる心配は無くなります。
帰ってから洗わないといけないのはちょっと面倒かな?(笑)
100均で購入する!!
まあ王道ですね。一番安く済む方法だとは思います。
ゴミが多少出ますがしょうがないでしょう。
消耗品編!!
炭
これは確実に自分で購入して下さい。
業者や施設に任せると倍近い値段が掛かります。
着火剤・ウェットティッシュ・アルミホイル等
持参出来る物は用意して残りは100均がベターですね!!
食材編!!
いよいよ食材です。
ここをどう上手く乗り切るかで予算と楽しいBBQになるかどうかが決まります。
肉はジャンルを絞って買う!!特に牛肉はちょっと金を掛けよう!!
BBQのメインと言えばやっぱり肉です!!
ここがしょぼいとBBQ全体がしょぼくなります。
牛肉
ここは思い切ってステーキ肉を買うのがいいでしょう!!
最近はスーパーで色々肉を売ってますが、国産牛はやはり美味しいので
狙ってみるのもいいかもしれません。
アンガス牛などのステーキ肉も厚さのあるのをじっくり焼くと美味しくてお勧めです!!
スーパーで買うなら遅めの時間に行くのがいいです。
賞味期限間近のが安くなっている場合があります。
精肉専門店があれば以外に安価でいい肉があったりもします。
地元の商店街をチェックしてみるのもいいでしょう!!
豚肉
豚肉でおすすめなのはスペアリブですね!!
結構安価で手に入り簡単な味付けで美味しくしあがります。
トントロなんかも美味しくていいですね!!
鶏肉
もも肉・手羽元・手羽先などから、その日一番安いのを選びましょう。
やはりスーパーで遅めの時間が狙い目です。
必要以上に野菜を買わない!!
結構野菜を大量に買う人が居ますが、そこまで必要だとは思ってません。
良く聞くのが焦がして食べれなかった。野菜が余ってもったいなかった。
等です。特に若い男子は野菜食べない感じがするので
女性がくるからと馬鹿みたいに野菜を買うのは止めましょう!!
おすすめの野菜!!
とはいえ野菜ゼロも困るでしょうからおすすめの野菜を挙げておきます。
ピーマン(パプリカ)・しいたけ・エリンギ・なす・ネギ
です。
これをカットせずに丸焼きで焼くと絶品料理になります。
これも結構メジャーになりつつあるのでやってみるといいでしょう!!
カット野菜は絶対にやめて下さい。
あとキュウリやキムチなども箸休めになるのでお勧めです。
その他食材!!
これは何を作りたいかで結構変わりますが安くて簡単に出来るのを
1つ紹介します。
それはアヒージョです。
冷凍で売ってるシーフードミックスが500円くらいで売ってるので
それとオリーブオイルとバケットを買えば
1000円くらいで簡単にアヒージョが作れます。
見た目も味もいいので結構おすすめです。
飲料編!!
飲料は特にお酒がネックになってきますが
ソフトドリンクとお酒両方考えてみます。
ソフトドリンク
これは断然スーパーで買うのがお得です!!
2ℓのペットボトルで買いましょう!!
水は70円くらいで買えたりします!!
お酒
ここが一番の悩み処かな?
皆酒を飲みたいってなると結構金が掛かります!!
ビールやカクテルはドンキーやスーパーのが安く売ってるイメージがあります。
特にドンキーは割と種類もあって若干安かった記憶があります。
ここで特にお勧めしたいのは酒の持ち寄りです!!
家によっては要らない酒があったりします。
お中元やらなんやらで貰って眠ってる酒があったらラッキーです!!
完全に不要なら無料で提供してくれる人もいるかもしれないので
ダメ元で聞いてみましょう!!
酒豪が多い場合は焼酎などを買っておくと量の割には安価になる場合が多いです。
酒豪が多く、その中に飲まない人が居たら料金は別で設けるのも視野に入れましょう!!
番外編:人数は多ければ多いほどいい!!
これはテクニックとはちょっと違いますが
人が多い程単価は下がる傾向にあります。
普通にBBQをやるなら10人くらいまではコンロ1つで
賄えたりします。なので固定費が増えず人数が増えるので
単純に固定費の分割安になります。
食材も人数多いとギリギリで攻めても食べる人、食べない人いるので
結構いい感じになったりします。
(もちろん大食らいばっかだと悲惨ですが・・・)
そのあたりも考慮して人数を集めるのも手です!!
実際に見積もってみた!!
という事でどのくらいの予算でBBQが出来るのかを実際に計算してみました。
<条件>
・人数は10人(男子5人、女子5人)
・コンロは一つ購入
・入場料は掛からない
・肉の量は男子300g、女子250gとする。
・食器・消耗品も全て購入(価格は某有名スーパーのネット価格参考)
・お酒は一人ビール2本(発泡酒)
<コンロ1台>
1904円(送料400円)計2304円
<食器類>
紙皿・・・1セット 108円
紙コップ・・・1セット 108円
割箸・・・1セット 108円
計 324円
<消耗品>
ブルーシート 2セット 216円
アルミホイル 1個 108円
ウェットティッシュ 1個 108円
キッチンペーパー 1個 108円
炭 6キロ 698円
着火剤 1個 108円
計 1346円
<飲料・調味料>
水 2ℓ 1本 60円
お茶 2ℓ 1本 100円
ジュース 1本 130円
ビール 1本 138円 × 20本 2760円
味塩コショウ 1個 209円
計 3259円
<食材>
(アヒージョ)
シーフードミックス 1P 307円
オリーブオイル 1本(200g) 318円
鷹の爪 1P 108円
おろしにんにく 1P 108円
バケット 1本 219円
計 1060円
(スペアリブ500g)
豚肉 100g 127円 × 5 = 635円
マーマレード 1P 105円
醤油 1P 108円
計 848円
(タンドリーキチン500g)
手羽元 100g 77円 × 5 = 385円
タンドリーチキンの素 1P 95円 × 3 = 285円
計 670円
(野菜)
パプリカ 1個 96円 × 2 = 192円
しいたけ 1P 104円 × 2 = 208円
長ネギ 1本 79円
なす 3本 137円
エリンギ 1P 83円
計 699円
ここまでで小計が8206円になります。
10人で割ると一人820円!!
なぜここで切ったかと言うと残りを牛肉にしたかったからです。
現状肉の量が大体900g野菜なども入れてなんとなく一人100gとしましょうか。
で一人頭の予算を2000円とすると一人残り1200円程使えます。
牛肉を1人100gしか買わないとしたらグラム1200円の肉が買えます!!
ちなみにスーパーの普通の牛肉切り落としでグラム200円程度
和牛の切り落としでもグラム400円です!!
その3倍の価格の牛肉が買えるとしたら?
和牛を200g買えるとしたら?
これはかなり胸が躍るのでは無いでしょうか?
〆で焼きそばを敢えて入れませんでしたが
それを入れても2000円でおつりが来る設定に出来ると思います。
6品それなりのバリュエーションで一人2000円を切る価格帯で出来れば
満足度は高いと思います。
最後に・・・
今回必要最低限にしぼって(抜けがあったらごめんなさい・・・)
見積もってみました。当然もっと違う物を食べたいとか
いい酒を飲みたいとか、めんどくさいから店に用意して貰いたいなど
希望はあると思いますが、スタンダードにBBQをするにも
削ればここまで安価に行けると思います。
後はどこで食材を買えば安いのや美味しいのが手に入るのかを調べたり
(記事:BBQ食材の購入場所はどこで?~高級肉から市場・スーパーまで徹底分析(東京都内編)~)
終わった後の食材の金額をメモしておいたりすると
(記事:次回に役立つ!!BBQの結果記録の勧め!!)
次のバーベキューが更にスムーズに行えると思います。
この記事を参考に安くても凄いBBQを是非行ってみて下さい。
予算に関しては下の記事も参考にしてみて下さい。
(記事:バーベキュー失敗しない予算の立て方)
施設利用・レンタル業者・自自前で準備を比較しました
(徹底比較!”BBQ施設・レンタル業者・自分の道具で”の3パターンの予算やメリット・デメリットを比較してみた!)